失敗しない格安SIMの選び方|夫婦でまとめて月1万円下げる5ステップ

公開日:2026-04-05 / カテゴリ:格安SIM・通信 / 想定読者:乗り換え初心者

「格安SIMは気になるけれど、つながりにくいと困る」「そもそも家族で乗り換えるとどのくらい下がるの?」――夫婦や家族の通信費は、ひとり分ずつ考えるより世帯としてまとめて棚卸ししたほうが、はるかに下げやすいテーマです。本記事では、筆者が一般的に推奨される考え方として整理した5つのステップで、夫婦の通信費を無理なく見直す手順を紹介します。

ステップ1:現状の「請求書」を2か月分そろえる

見直しの第一歩は、今の料金を正確に把握することです。多くの人が「だいたい月8,000円くらい」と感覚で答えますが、端末の分割代・オプション・家族割・光回線とのセット割引などが絡み合っているため、請求書を見ないと本当の金額は分かりません。

おすすめは、夫婦それぞれの直近2か月分の請求明細を並べて、次の4項目に色分けすることです。

  • 基本プラン料金(データ量ごとの基本料)
  • 端末の分割残債
  • オプション(留守番電話・故障保証・有料コンテンツなど)
  • 割引(家族割・セット割・期間限定キャンペーン)

この時点で「オプションだけで月1,500円」というケースは珍しくありません。まずは不要なオプションを整理するだけでも、乗り換え前に数百円〜千円単位で下がります。

ステップ2:ひとりごとのデータ使用量を知る

次に確認したいのは「実際に毎月どれくらいギガを使っているか」です。キャリアのマイページや設定アプリから、直近3〜6か月の月間データ使用量を見ます。

一般的な目安として、次のように整理すると選びやすくなります。

月間使用量主な使い方向いている目安
〜3GB通話・メール・LINE中心小容量プラン
3〜10GBSNS・動画は時々中容量プラン
10〜20GB毎日動画・音楽ストリーミング大容量またはサブブランド
20GB以上テザリング多用・在宅勤務大容量・使い放題系

ポイントは、夫婦で必ずしも同じプランにする必要はないということです。片方が3GB、もう片方が20GBでも問題ありません。

ステップ3:回線の種類を理解する

「格安SIM」とひとくちに言っても、実際にはいくつかのタイプに分かれます。違いをざっくり理解しておくと、候補を絞るときに迷いません。

大手キャリア(MNO)

自社で電波設備を持っている事業者。料金は高めですが、混雑時の通信が安定しやすい傾向があります。

サブブランド

大手キャリアが運営する中価格帯のブランド。大手と同じネットワークを使いつつ、料金は下がります。安定性を重視したい人向けです。

MVNO(いわゆる格安SIM)

大手の回線を借りて運営する事業者。月額料金は最安水準ですが、昼休みなど混雑時間帯に速度が落ちやすいことがあります。通信の「ピーク時の品質」を許容できるかがカギです。

💡 選ぶ順序のコツ:「安さ」より先に「品質のどこまでを許容できるか」を決めましょう。在宅勤務でビデオ会議が多い人はサブブランド、LINEと地図中心ならMVNOで十分、という判断が自然にできるようになります。
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  • 月額料金の最安を比較
  • 混雑時間帯の速度
  • 乗り換えキャンペーン
  • 家族割・セット割
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ステップ4:夫婦で「役割」を分けて選ぶ

見落とされがちですが、家族で同じ回線にそろえる必要はありません。夫婦で回線を分けると、万が一の通信障害のときにも片方が生きているため、連絡手段を確保できるというメリットもあります。

役割分担の例:

  • ビデオ会議が多い側 → サブブランドの中容量
  • 外出が少ない側 → 小容量のMVNO+自宅Wi-Fi中心
  • 子ども用のタブレット → データ専用SIMの最小プラン

ステップ5:MNPで乗り換え、旧プランの解約漏れを防ぐ

乗り換え自体はMNP(番号ポータビリティ)の手続きで進めます。最近はオンラインで完結するMNPワンストップ方式が広がっており、以前より心理的ハードルは下がりました。

乗り換え時に失敗しがちなポイントは次の3つです。

  1. 旧キャリアのオプションの解約漏れ:本体契約は自動解約でも、メールサービスなど別契約のオプションが残ることがあります。
  2. 家族割の片方だけ解約:片方が抜けた結果、残った家族の割引も外れて逆に月額が上がるケース。
  3. 端末の動作確認:SIMロック解除や、乗り換え先で使えるバンドに対応しているか要確認。
注意:本記事は一般的な情報提供を目的としています。実際のプラン内容・料金・キャンペーンは各事業者の公式ページで必ずご確認ください。

よくある質問

Q. 格安SIMにすると通話品質は落ちますか?

音声通話(VoLTE)は大手回線を使っているため、基本的には大手と同等の品質です。落ちやすいのは「データ通信の速度」のほうです。

Q. 夫婦で違うSIMでも家族割は受けられますか?

事業者によりますが、多くの格安SIMはそもそも家族割を前提にしない設計です。家族割込みでも元が取れる大手と、単価が低く家族割が不要な格安SIM、どちらが世帯合計で安いかを比較するのが正攻法です。

※本記事はフタリノマネー編集部によるオリジナル記事です。特定事業者の広告ではありません。